6月中旬に京都市中京区の行願寺にアジサイを見に行った後、北に約1分歩き、下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝しました。
下御霊神社は、それほど大きくない神社ですが、京都御苑の近くにあることからお参りに行く機会が多いですね。
ひっそりと咲くアジサイ
下御霊神社には、地下鉄の丸太町駅から東に約8分歩くと到着します。
京阪電車の神宮丸太町駅からだと西に徒歩約8分です。
寺町通に面する下御霊神社の鳥居の前にやって来ました。

鳥居と正門
鳥居の正面には、THE SCREENというホテルが建っており、客室からは下御霊神社の境内を眺められるようです。
京都御苑にも近く、京都市中心部の観光に便利な宿ですね。
鳥居の後ろに建つ正門の屋根の下には、立派な龍の彫り物がありますよ。

龍の彫り物
龍以外にも、いろんな彫り物があるので、見上げながら正門をくぐりたいですね。
境内の中央に建つのは拝殿。

拝殿
拝殿の手前に斜めに植わっている木はサルスベリで、毎年8月になると白色の花を咲かせますよ。
拝殿の南側に建つ天満宮の脇では、アジサイがひっそりと咲いていました。

アジサイ
アジサイと言えば青色を連想しますが、紫色のアジサイもきれいですね。

アジサイのアップ
下御霊神社のアジサイは、これだけのようです。
本殿脇のカエデは、葉が少しずつ濃い緑色になってきています。

本殿とカエデ
梅雨が明ける頃には、上の方の葉がオレンジ色になってくるでしょうね。
それでは、本殿にお参りをしましょう。
本殿には、八所御霊が祀られています。
平安時代には、偉い人が非業の死を遂げると怨霊になり、災厄をもたらすとされていました。
その怨霊を神社に御霊として祀ると、災厄から守ってくれると伝えられており、このような信仰を御霊信仰といいます。
災いが降りかかって来ないようにしっかり祈願しておきましょう。
本殿の北側には、神明社、八幡社、春日社を祀る三社があります。

三社
有名な神社が3つもまとめられているので、こちらにもお参りをしておけば、大いにご利益を授かれそうです。
しっかりお参りしておきましょう。
拝殿越しに見るアジサイ。

拝殿越しに見るアジサイ
遠くからだと、少し花数が少ないように見えますね。
境内の北西角に祀られているお稲荷さん。

稲荷大神
伏見稲荷大社のように朱色の鳥居が数本並んでいます。
さすがに千本鳥居のように無数には並んでいませんね。
境内の片隅では、ナンテンが小さい花をたくさん咲かせていました。

ナンテンの花
ナンテンと言えば、冬につける赤色の実が有名ですが、梅雨時にはこんな花を咲かせるんですね。
そろそろ下御霊神社から出ましょう。
下御霊神社のアジサイは、6月いっぱいはきれいに咲いていると思います。
この後は、菅原院天満宮神社に参拝します。
なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。