下御霊神社で咲くアジサイ・2025年

6月中旬に京都市中京区の行願寺にアジサイを見に行った後、北に約1分歩き、下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)に参拝しました。

下御霊神社は、それほど大きくない神社ですが、京都御苑の近くにあることからお参りに行く機会が多いですね。

ひっそりと咲くアジサイ

下御霊神社には、地下鉄の丸太町駅から東に約8分歩くと到着します。

京阪電車の神宮丸太町駅からだと西に徒歩約8分です。

寺町通に面する下御霊神社の鳥居の前にやって来ました。

鳥居と正門

鳥居と正門

鳥居の正面には、THE SCREENというホテルが建っており、客室からは下御霊神社の境内を眺められるようです。

京都御苑にも近く、京都市中心部の観光に便利な宿ですね。

鳥居の後ろに建つ正門の屋根の下には、立派な龍の彫り物がありますよ。

龍の彫り物

龍の彫り物

龍以外にも、いろんな彫り物があるので、見上げながら正門をくぐりたいですね。

境内の中央に建つのは拝殿。

拝殿

拝殿

拝殿の手前に斜めに植わっている木はサルスベリで、毎年8月になると白色の花を咲かせますよ。

拝殿の南側に建つ天満宮の脇では、アジサイがひっそりと咲いていました。

アジサイ

アジサイ

アジサイと言えば青色を連想しますが、紫色のアジサイもきれいですね。

アジサイのアップ

アジサイのアップ

下御霊神社のアジサイは、これだけのようです。

本殿脇のカエデは、葉が少しずつ濃い緑色になってきています。

本殿とカエデ

本殿とカエデ

梅雨が明ける頃には、上の方の葉がオレンジ色になってくるでしょうね。

それでは、本殿にお参りをしましょう。

本殿には、八所御霊が祀られています。

平安時代には、偉い人が非業の死を遂げると怨霊になり、災厄をもたらすとされていました。

その怨霊を神社に御霊として祀ると、災厄から守ってくれると伝えられており、このような信仰を御霊信仰といいます。

災いが降りかかって来ないようにしっかり祈願しておきましょう。

本殿の北側には、神明社、八幡社、春日社を祀る三社があります。

三社

三社

有名な神社が3つもまとめられているので、こちらにもお参りをしておけば、大いにご利益を授かれそうです。

しっかりお参りしておきましょう。

拝殿越しに見るアジサイ。

拝殿越しに見るアジサイ

拝殿越しに見るアジサイ

遠くからだと、少し花数が少ないように見えますね。

境内の北西角に祀られているお稲荷さん。

稲荷大神

稲荷大神

伏見稲荷大社のように朱色の鳥居が数本並んでいます。

さすがに千本鳥居のように無数には並んでいませんね。

境内の片隅では、ナンテンが小さい花をたくさん咲かせていました。

ナンテンの花

ナンテンの花

ナンテンと言えば、冬につける赤色の実が有名ですが、梅雨時にはこんな花を咲かせるんですね。

そろそろ下御霊神社から出ましょう。

下御霊神社のアジサイは、6月いっぱいはきれいに咲いていると思います。

この後は、菅原院天満宮神社に参拝します。

なお、下御霊神社の詳細については以下のページを参考にしてみてください。

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